Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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2013年5月10日(金)のイベント

連続講演会「危機を考える」

企業化する教育とグローバリゼーション

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2013年05月10日(金) 18:30 - 20:30
場所: 1階ホール
講演者: クリスチャン・ラヴァル (パリ西ナンテール大学)
【プロフィール】
クリスチャン・ラヴァルはパリ西ナンテール大学の社会学の教授であり、国際哲学コレージュ(パリ)の代表も務める。西欧における功利主義、新自由主義、マルクス思想についての著作がある。「経済的な人間」の起源や、教育や学術研究における新自由主義的な規範の普及も研究している。

今回の講演に関連する著書として、Le nouvel ordre éducatif mondial (Editions Nouveaux regards et Syllepse, 2002), L'école n'est pas une entreprise : le néo-libéralisme à l'assaut de l'enseignement public (La Découverte, 2003), La nouvelle école capitaliste (La Découverte, 2011), « Le système éducatif en France : de l'école de la République au modèle de l'entreprise » in K. Yamanouchi, Transition from School to Work, Tokyo, 2008. 山内乾史編 『教育から職業へのトランジション』(東信堂, 2008)所収 。

そのほか近著として、L'homme économique : essai sur les racines du néolibéralisme  (Gallimard, 2007), La nouvelle raison du monde, essai sur la société néolibérale (La Découverte, 2009), Marx, prénom : Karl (Gallimard, 2012), L'ambition sociologique (Gallimard, 2012).

【要旨】
「資本主義的な学校制度」では、教育は経済の一部門となり、競争力や成果といった要求に振り回されている。こうした変化はいかに生じたのだろうか。その主体や要因はなにか。どのような影響を及ぼしているのか。果たしてこうした新しい教育モデルを避けることはできないのだろうか。現代の教育をめぐるさまざまな疑問を検討する。

【ディスカッサント】 大前敦巳(上越教育大学)
【司会】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)

【主催】 日仏会館フランス事務所
【助成】 アンスティチュ・フランセ、在日フランス大使館文化部
【協力】 日仏教育学会

PDF版プログラム

※ 尚、5月8日(水)にも同志社大学で講演会が予定されております。
Christian_Laval_doshisha.pdf

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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