Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

2012年2月17日(金)のイベント

日本経済と社会に関するランチセミナー

The Human Resources Management of MNC's in Asia: French and Japanese Multinational Firms Compared

[ LS:招待者限定研究セミナー ]

使用言語:英語 (通訳なし)
日時: 2012年02月17日(金) 12:30 - 14:00
場所: 601会議室

  • 講演:
    • Bruno AMANN (Univ. of Toulouse 3)
    • Jacques JAUSSAUD (Univ. of Pau and Pays de l'Adour)
  • 討論:
    • Isabelle GIRAUDOU (French Research Institute on Japan at Maison franco-japonaise)
  • 協力:在日フランス商工会議所
  • 申し込み・問い合わせ:contact@ [@の後に mfj.gr.jp を補ってください]

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

日本酒:日本固有の酒

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2012年02月17日(金) 18:00
場所: 601会議室
講演者: ニコラ・ボメール (名古屋大学、2011年度渋沢・クローデル賞受賞者)

  • 講演要旨:
    日本の国民的飲料でありながら、国外での知名度が非常に低い日本酒は、歴史的にも地理的にも日本固有のものである。米を原料とする酒はすべての稲作文明の標準的な飲料ともなりえたはずだが、日本でしか重要な独自性を持つことができなかった。特質を持つ土地の形成する過程において、日本酒と日本列島の歴史と地理は結びつく。2011年度渋沢・クローデル賞を受賞した Le saké : géographie historique et culturelle d'une exception japonaise において著者が注目するのもこのような歴史的かつ地理的な固有性であり、国民的飲料と特質を持つ土地の形成された過程を長期的な視点から分析している。文明が生み出した飲料である日本酒はグローバル化した今日の市場において矛盾に満ちた存在であり、日本人の食習慣を明らかにし、さらには日本人と世界との関わりを非常によく示している。

  • プロフィール:
    地理学博士、地理学高等教育教授資格(アグレガシオン)取得。日本の文化地理学の専門家として、食と飲料についてその習慣を文化地理学的およびアイデンティティー形成の視点からとらえなおす研究を行っている。パリ・ソルボンヌ大学の教育研究補助員(ATER)を経て、現在名古屋大学准教授。

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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