Maison Franco-japonaise: 日仏会館 Bureau français  Institut français de recherche sur le Japon  (UMIFRE 19, MAEE-CNRS)

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文学(および哲学)における簡潔さについて:断章, エピグラム, アフォリズム

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2010年05月17日(月) 18:00 - 20:00
場所: 1階ホール
講演者: ドミニク・ノゲーズ (作家)
  • 講演要旨:
    哲学の叙述形式の歴史において、ニーチェやレオパルディのように意図的なものにせよ、パスカルのように未完成から生じたものにせよ、断章形式は継続した文章とは異なる哲学的思考を可能にしている。文学においては、もっとも短い形式であるエピグラムとアフォリズムにはいくつかの共通点があるが(言葉遊び、警句法)、同時に大きな差異がある。本講演では、マールティアーリス、ラ・ロシュフコー、リヒテンベルク、ジュール・ルナールその他の例を挙げながら以下のことが示される。エピグラムは社会で起きる出来事に遊びの余地を作り出すのに対し、アフォリズムには、できる限り沈黙に近づくという矛盾した理想のもと、断定的な表現の中に世界の複雑さを描くというユートピア的な意図がある。講演の最後には、最近出版されたアフォリズムが朗読される。

  • 講師プロフィール:
    作家。1997年に Amour noir(ガリマール社)でフェミナ賞を受賞。1991年に出版した Les Derniers Jours du monde は2009年に映画化されている。大学人としてのキャリアも長い。高等師範学校を卒業し、哲学の高等教育教授資格(アグレガシオン)および文学・人文科学博士号を取得、モントリオール大学およびパリ第1大学で教鞭を執り、1988年にはパリ第1大学教授に任命されている。実験映画にも大きな関心を抱き、マルグリット・デュラスとの10年あまりに及ぶ親交は1983年にデュラスとの映画に関するインタビューフィルムとして結実し、La Couleur des mots のタイトルで出版されている(日本語訳は「デュラス、映画を語る」、岡村民夫訳、2003年、みすず書房)。デュラスに関する著作は他にも Duras, Marguerite(2001)と Duras, toujours(2009)がある。1994年にはヴィラ九条山のレジデントとして日本に滞在し、1997年に《日本の覚え書き》として Je n'ai rien vu à Kyoto を発表した。日本語に翻訳された著作に Les Trois Rimbaud(『三人のランボー』、鈴村和成訳、1992年、ダゲレオ出版)、Lénine dada(『レーニン・ダダ』、鈴村和成訳、1990年、ダゲレオ出版)がある。2010年5月に最新のアフォリズム集 Soudaine Mélancolie が出版される。

  • 協力:東京大学

* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。

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