Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

2009年12月のイベント

ラウンドテーブル:日仏両国における若者の同化

[ 一般公開ラウンドテーブル ]

(同時通訳付き)
日時: 2009年12月01日(火) 18:00
場所: 601会議室
  • 協力:日本学術振興会

  • 発表者:
    • 井部俊子(聖路加看護大学)
    • レア・リマ(国立工芸院)
    • フィリップ・モッセ(フランス労働経済社会学研究所)
    • 奥 裕美(聖路加看護大学)
  • 司会:原山哲(東洋大学)

  • 発表者プロフィール:
    フィリップ・モッセ(Philippe MOSSE)
    フランス労働経済社会学研究所(LEST)・国立科学研究所(CNRS)・主任研究員 1997年慶応大学客員教授。
    専門領域は、医療、教育、労働などの公共経済学。
    最近の著書:L’hôpital et la profession infirmière : une comparaison France-Japon, 2008, Paris, Editions Seli Arslan.

    レア・リマ(Lea LIMA)
    フランス国立芸工院(CNAM)・国立科学研究所(CNRS)・研究員。
    専門領域は、労働・職業・教育の社会学。
    最近の著書:« La construction sociétale de l’offre de travail des jeunes en France et au Québec », in Laville J.L, La Rosa M., La sociologie économique européenne : une voie franco-italienne, Ed. Franco Angeli, Coll. Sociologia del lavoro, 2007, pp. 73-85.

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

共同体,社会,文化:葛藤するアイデンティティーを理解するための3つの鍵

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2009年12月04日(金) 18:00
場所: 1階ホール
講演者: モーリス・ゴドリエ (フランス国立科学研究センター ゴールド・メダル受賞者,フランス国立社会科学高等研究院教授)
  • 協力:フランス国立科学研究センター

  • 講演要旨:
    本講演は、ゴドリエ氏が2008年にロンドンの英国王立人類学協会において行ったハクスリー記念講演のテーマに基づいている。共同体、社会、文化、アイデンティティーという4つの概念をめぐる考察であるが、これらは社会科学にとどまらず政治家の演説やジャーナリズムの文章など、広く頻用される概念でもある。多様なコンテクストで繰り返し使用されるこれら4つの概念は、科学的な知の生産にとって今なお有効なのであろうか。ゴドリエ氏はそれが可能となる条件の定義付けを試みるが、その試みは1966年から1988年のあいだに通算6年以上を過ごしたパプアニューギニアのバルヤ族におけるフィールドワークに基づいた仕事に依拠している。

  • 講師プロフィール:
    人類学者。1990年にフンボルト賞(社会科学部門)、2001年にフランス国立科学研究センター(CNRS)のゴールド・メダルを受賞。1934年にカンブレーで生まれる。比類のない学者であり、フランス社会科学高等研究院(EHESS)の特別教授の任にある。個人の研究のみならず、今までに重要な役職を歴任し、特に1982年から1986年まではフランス国立科学研究センター(CNRS)の人文社会科学部門(Département des Sciences de l’homme et de la société)の学術ディレクターを務めた。他にも1982年にアカデミー・フランセーズ賞、2007年にパリ市勲章、また、文芸家協会の2008年度学術書大賞などを受賞。2008年には Au fondement des sociétés humaines. Ce que nous apprend l’anthropologie によりアカデミー・フランセーズの Louis Castex 賞を受賞した。
    2009年にはその功績に対して合理主義学会賞(Prix de l’Union Rationaliste)が贈られた。フランス国外では、2003年に日本でiichiko文化学賞を受賞したことが特筆されるだろう。
    世界各地で講演を行い、近年特に注目を集めたものとしては、2006年にジグムント・フロイト生誕150周年を記念して英国精神分析協会とロンドンのフロイト博物館が開催したシンポジウムにおける講演「フロイトと人類学:インスピレーションか口実か?Freud and anthropology: inspiration or pretext ? 」および、2008年のロンドンの英国王立人類学協会におけるハクスリー記念講演が挙げられる。
    著作は数多く、La production des Grands Hommes (Fayard, 1982), L’Enigme du Don (Fayard, 1996 — 日本語訳『贈与の謎』法政大学出版局, 2000), Métamorphoses de la Parenté (Fayard, 2004), Au Fondement des sociétés humaines. Ce que nous apprend l’anthropologie. (Albin Michel, 2007), Le Corps Humain. Conçu, Supplicié, Possédé, Cannibalisé. (CNRS, 2009. 2e édition), Communauté, Société, Culture. Trois clefs pour comprendre les identités en conflits. (CNRS, 2009 — Huxley Memorial Lecture 2008), In and Out of the West. Reconstructing anthropology. (University of Virginia Press , 2009) などがある。

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

映画上映と討論「日本 天皇と軍隊」

[ 一般公開講演会 ]

(通訳なし)
日時: 2009年12月09日(水) 18:00
場所: 1階ホール
  • 渡辺謙一氏のドキュメンタリー映画「日本 天皇と軍隊」(フランス語・日本語字幕なし)の上映と、監督および樋口陽一氏を迎えての討論(司会:三浦信孝中央大学教授)

  • 主催:日仏会館
  • 協力:KAMI Productions, TBS, ARTE, ARTLINE FILMS

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

ファミリービジネスに関するリサーチ・カンファランス:日仏の研究成果より

[ 一般公開シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2009年12月13日(日) 13:30 - 16:00
場所: 1階ホール
  • 発表者:
    • ブルノ・アマン(トゥールーズ第3大学)
    • フィリップ・ドゥブルー(創価大学)
    • ジャック・ジョソー(ポー大学)
    • 亀井克之(関西大学)
    • 倉科敏材(甲南大学)
    • 階戸照雄(日本大学)
  • 導入と結論:
    • マルク・アンベール(日仏会館)
    • 倉科敏材(甲南大学)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

« 前月のイベント 次月のイベント »

日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 2009年12月