Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(UMIFRE19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


雑誌『EBISU』 / 刊行物

新刊, 研究業績


翻訳家たちの挑戦ー日仏交流から世界文学へ

刊行年 :
2019
価格 :
¥3200
€ -
著者 : 澤田直・坂井セシル(編)
【執筆者/訳者】ベルナール・バヌン、多和田葉子、堀江敏幸、宮下志朗、ダニエル・ストリューヴ、エマニュエル・ロズラン、アンヌ・バヤール゠坂井、吉川一義、マチュー・カペル、ジャック・レヴィ、ドミニック・パルメ、中地義和、水村美苗、野崎歓、中田麻理、須藤瑠衣、小黒昌文、福島勲、黒木秀房、畠山達
出版社 : 水声社
ISBN : 978-4-8010-0428-3
〈翻訳家は裏切り者〉ではない。決して裏切らないために翻訳するのである。
〈世界文学〉を支える翻訳とはいかにして行われるのか――古典、詩歌、小説、思想、映画、そして創作にいたるまで、ある言語が別の言語と通いあう道なき道を模索し、苦闘の末に言葉を見出した翻訳家たちの冒険の記録!

【目次】
序 翻訳という幸福の瞬間  澤田直

Ⅰ 翻訳史から見える展望
『フランス語翻訳史』を書くということ――企画、方法、展望をめぐって  ベルナール・バヌン

Ⅱ 作家と翻訳
文法のすれちがいと語りの声  多和田葉子
無名の手に身を委ねること  堀江敏幸

Ⅲ 初訳、再訳、新訳(古典、娯楽小説)
新訳の必要性――ラブレーの場合  宮下志朗
西鶴の文体を翻訳する  ダニエル・ストリューヴ
欄外文学を翻訳する――正岡子規の『病牀六尺』  エマニュエル・ロズラン
二流文学、二流翻訳、二流読者?――娯楽小説の場合  アンヌ・バヤール゠坂井
『オペラ座の怪人』の面白さ――エンタテインメント小説の翻訳  平岡敦
プルースト邦訳の可能性  吉川一義

インタールード
出産/Naissance d’ours blancs/白熊の  多和田葉子/坂井セシル

Ⅳ 翻訳という経験と試練(思想、映画、詩)
開く、閉じる――文学と哲学を翻訳する際の差異について  澤田直
映像のような言葉――可視化された字幕のために  マチュー・カペル
翻訳における他性の痕跡としての発話行為  ジャック・レヴィ
大岡信と谷川俊太郎の詩にみる言葉遊び――翻訳家の挑戦  ドミニック・パルメ
韻文口語訳の音楽――ランボー「陶酔の船」Le Bateau ivreを例に  中地義和

Ⅴ 世界文学と翻訳、残るものとその可能性
「世界文学」と「日本近代文学」  水村美苗
翻訳という名の希望  野崎歓
あとがき  坂井セシル


本書は、2018年4月に東京の日仏会館で行われた国際シンポジウム「世界文学の可能性、日仏翻訳の遠近法」の記録集である。

詳しくはこちらをご覧ください:http://www.suiseisha.net/blog/?p=11155

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