11月
24
2015

「マテリアルカルチャー」の概念と西洋におけるその定義についての考察をもとに、本講演ではこの分野の概観を明らかにする(物、技術、消費についての研究など)。人文社会科学において物がどのように研究対象として扱われているかを考察することにより、それが知識の価値を高めることにいかなる役割を果たしているかを分析することが可能になる。物についてのバイオグラフィーを作ることも、これらの考察のひとつの方法である。いくつもの具体的なケースについて用いることで、この方法は社会的状況の継承や、個人−団体−物の社会関係の多様性を描き出し、物語として紡ぎだすことを可能にするのであり、物の関係性の政治性を理解し、そして物の社会的な複合性を明らかにする手段となるのである。

【プロフィール】

ティエリー・ボノ
フランス国立科学研究センターの研究員であり、社会問題に関する学際的研究所(IRIS)のメンバーである。歴史を学んだ後、エコミュゼにて工場から所蔵品となるまで、陶磁器がいかなる道程をたどるかについての研究を行った。彼は物の社会的地位について考え、その所持の方法について、また遺産の成立についての考察をすすめた。著書にLa vie des objets (2002)『ものの一生』(2002年)とL’attachement aux choses (2014)『ものへの愛着』(2014年)がある。

床呂郁哉(ところ いくや)
現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)教授。

1995年東京大学大学院総合文化研究科中退。学術博士。東京大学助手、ライデン大学客員研究員などを経て2015年より現職。
専門は文化人類学、東南アジア地域研究。1990年代以降フィリピン南部、マレーシアなど主に東南アジア島嶼部のムスリム(イスラーム教徒)社会について調査研究を実施。近年は日本やアジアなどで真珠などをはじめとする「もの」(狭義の物質文化にとどまらず非人間の生物、自然物などを含む)の研究にも従事している。
主な著作に、『ものの人類学』(共編著、京都大学学術出版会、2011年)、『人はなぜフィールドに行くのか―フィールドワークへの誘い』(編著、東京外国語大学出版会、2015年)、『東南アジアのイスラーム』(共編著、東京外国語大学出版会、2012年)、『グローバリゼーションズ-人類学、歴史学、地域研究の視点から』(共編著、弘文堂、2012年)、『越境-スールー海域世界から』(岩波書店、1999年)など。

【ディスカッサント】床呂郁哉 (東京外国語大学、 アジア・アフリカ言語文化研究所)
【司会】シルヴィ・ボォ=小林(日仏会館・日本研究センター)
【主催】日仏会館フランス事務所
【助成】アンスティチュ・フランセ(パリ)、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。

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