あらためて、「女性の貧困」を問う ―沸騰する巨大格差―
[シンポジウム] 林 陽子(弁護士・国連女性差別撤廃委員会前委員長)、草野いづみ(帝京大学)、ロラン・プフェフェルコルン(ストラスブール大学)、鈴木美奈子(一橋大学)、上田美香(東洋大学人間科学総合研究所)
13:00〜18:00 1階ホール
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いつの時代も女性である。たとえば日本では、母子家庭における貧困は母から子へと連鎖し、深刻な問題になっている。フランスでも同じような傾向が見られるのか。また、男性の場合、急激な格差はどのように広がっているのか。貧困に対して、とりわけ女性の貧困に対して、どのように支援し解消していけるだろうか。日仏の比較をとおして考えてみたい。
プログラム
13:00 開会の辞 坂井セシル(日仏会館フランス事務所長)
趣旨説明 木村信子(日仏女性研究学会代表、明治大学)
第1部 司会 吉川佳英子(京都造形芸術大学)
13:10 日本における女性の貧困―統計から何が読み取れるか
草野いづみ(帝京大学)
13:40 母と子の貧困の実態と課題―10代母親の調査研究から―
上田美香(東洋大学人間科学総合研究所)
14:10 <境界>に生きる-フランスの移民・難民女性の排除と同胞コミュニティ
鈴木美奈子(一橋大学大学院生)
14:40 質疑
14:55 休憩
第2部 司会 佐藤朋子(日仏女性研究学会事務局代表、関東学院大学)
15:05 フランスにおける女性の貧困―統計から何が読み取れるか
ロラン・プフェフェルコルン(ストラスブール大学)
15:35 ・貧困の原因としての差別――女性差別撤廃条約が目指す女性の経済的エ
ンパワメント
・国連女性差別撤廃委員会によるフランスでの審査(2016.7)報告
林 陽子(弁護士・国連女性差別撤廃委員会前委員長)
16:15 質疑
16:30 休憩
第3部 司会 棚沢直子(フランス研究者)
16:40 ラウンドテーブル:
「女性の貧困をどう支援し、解消できるか」
17:40 質疑
18:00 閉会の辞 木村信子
【司会】木村信子(明治大学)、佐藤朋子(関東学院大学)、棚沢直子(東洋大学人間科学総合研究所)、吉川佳英子(京都造形芸術大学)
【主催】日仏女性研究学会
【共催】(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
日本語・フランス語、第二部より同時通訳あり