3月
18
2017

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いつの時代も女性である。たとえば日本では、母子家庭における貧困は母から子へと連鎖し、深刻な問題になっている。フランスでも同じような傾向が見られるのか。また、男性の場合、急激な格差はどのように広がっているのか。貧困に対して、とりわけ女性の貧困に対して、どのように支援し解消していけるだろうか。日仏の比較をとおして考えてみたい。
 

プログラム
13:00  開会の辞 坂井セシル(日仏会館フランス事務所長) 
       趣旨説明 木村信子(日仏女性研究学会代表、明治大学)

第1部    司会 吉川佳英子(京都造形芸術大学)
13:10  日本における女性の貧困―統計から何が読み取れるか
草野いづみ(帝京大学)

13:40  母と子の貧困の実態と課題―10代母親の調査研究から―
上田美香(東洋大学人間科学総合研究所)

14:10  <境界>に生きる-フランスの移民・難民女性の排除と同胞コミュニティ
鈴木美奈子(一橋大学大学院生)

14:40  質疑
14:55  休憩

第2部    司会 佐藤朋子(日仏女性研究学会事務局代表、関東学院大学)
15:05  フランスにおける女性の貧困―統計から何が読み取れるか
ロラン・プフェフェルコルン(ストラスブール大学)

15:35  ・貧困の原因としての差別――女性差別撤廃条約が目指す女性の経済的エ
          ンパワメント
       ・国連女性差別撤廃委員会によるフランスでの審査(2016.7)報告
林 陽子(弁護士・国連女性差別撤廃委員会前委員長)

16:15  質疑
16:30  休憩
 
第3部    司会 棚沢直子(フランス研究者)
16:40  ラウンドテーブル:
       「女性の貧困をどう支援し、解消できるか」

17:40  質疑

18:00  閉会の辞 木村信子

【司会】木村信子(明治大学)、佐藤朋子(関東学院大学)、棚沢直子(東洋大学人間科学総合研究所)、吉川佳英子(京都造形芸術大学) 

【主催】日仏女性研究学会
【共催】(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所

日本語・フランス語、第二部より同時通訳あり

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。