5月
29
2025

国際討論会シリーズ「建築遺産の復元」の第2回セッションは、フランスと日本の建築遺産復元プロジェクトにおける木材の使用に焦点を当てる。木材は、日本の遺産とより強く結びついている傾向があるが、パリのノートルダム大聖堂の復原工事により、この素材がフランスにおいても環境的・技術的・経済的など多くの課題を伴うことが明らかになった。火災後の公共議論では、フランスの森からのオーク材の調達に関する問題や、「伝統的」とされる技術によってノートルダムの屋根組み、すなわち有名な「森」とヴィオレ=ル=デュクによって設計された尖塔を再現するための方法が取り上げられた。とりわけ、compagnons(熟練職人)である大工たちの仕事はメディアでも大きく評価された。

建築遺産の建築士であり大工でもあるフランソワ・オジェ氏は、ノートルダムの屋根組みの復原工事に携わり、とりわけこのプロジェクトにおいて「本物らしさ(オーセンティシティ)」がどのように扱われたのかについて紹介する。この復原工事は、日本の大工たちの仕事と比較され、とくに伊勢神宮の式年遷宮という事例を通して考察される。一級建築士であり研究者でもある大島由起子氏は、しばしば理想化されがちなこの式年遷宮の特徴について解説する。神話やステレオタイプから離れ、現代日本における木材加工、大工の現状、そして職人たちと日本の森林との関係についても語る。

フランソワ・オジェー「忠実に復元するーノートルダム大聖堂の木造屋根組の復元経験ー」

大島由起子「日本での木による再建―伊勢神宮と日本の大工」

大島由起子は社会科学高等研究院、日本研究センターの客員研究員である。東京大学農学部で森林環境に関する学士号(1998年)、建築学校(パリ)で修士号(2007年)を取得し、都内の建築事務所に勤務した後、社会科学高等研究院(パリ)で都市学(建築・風景)博士号を取得(2024年)。この研究では、木造建築に携わるフランスと日本の様々な専門家へのインタビューに基づき、ふたつの国の比較を通じて、現代社会で実践される、伝統的なものを含む建築における木材の位置付けを考察した。この論文をもとに、『建築ジャーナル』誌にて「日本とフランスの建築における木材:言説・実践・プロジェクト」を2024年12月より連載中。

【司会】デルフィーヌ・ヴォムシャイド(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
【協力】東京大学工学部建築学科
【協賛】在日フランス大使館、フランス国立科学研究センター(CNRS)、クレディ・アグリコル・CIBジャパン、GIS Asie、フランス財団

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。

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