ペリリューの戦いとその亡霊たち――ノンフィクションとして戦争を語る
[講演会] ブリュノ・カバネス(オハイオ州立大学)
18:00~20:00 601会議室 フランス語 日本語逐次通訳付き
1944年9月15日から11月27日まで行われたペリリューの戦いでは、アメリカ軍の第1海兵師団と、大日本帝国陸軍の第14歩兵師団が激突し、米軍側で二千人以上、日本軍とその補助部隊側で一万一千人以上の犠牲者を出した。
戦史を専門とする歴史家のブリュノ・カバネスは、パラオ諸島を3度訪れ、島の風景、戦いの物的痕跡、現地の戦争の記憶の取材・研究を行った。ノンフィクションを語るという形式を取り、旅行者としての印象に、スペイン、ドイツ、日本、そしてアメリカと、立て続けに行われた占領の歴史を丹念に堀り起こす作業を織り交ぜながら彼は、ある疑問を投げかける ーー 取り憑く人間がいなくなった時、亡霊たちには何が残るのだろうか。
ブリュノ・カバネス(オハイオ州立大学)
ブリュノ・カバネスは、アメリカ合衆国オハイオ州立大学、近代戦争史教授。ドナルド&メアリー・ダン講座を担当する。2025年にSeuil社より、『ペリリュー島の亡霊たち』(Les fantômes de l’île de Peleliu) を上梓した。
【司会】トマ・ガルサン(パリ・シテ大学、日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所