5月
24
2023

小堀鷗一郎医師は、食道癌を専門とする外科医として40年間東京大学医学部附属病院に勤めた後、埼玉県堀ノ内病院に勤務。寝たきりの高齢在宅患者への訪問診療に携わる。自らの経験をもとに執筆した『死を生きた人びと : 訪問診療医と355人の患者』(2018)は第67回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。

グザビエ・エマニュエリ医師は、麻酔と救急医療を専門とする。国境なき医師団共同創設者、サミュ・ソシアル及びサミュ・ソシアル・インターナショナルの共同創設者。ジャック・シラク大統領のもと、緊急人道支援担当相を務める。
エマニュエリ医師は、あらゆる形態の排除との闘いにその生涯を捧げている。とりわけ高齢者の排除を懸念し、介護職のための大学の資格を創設した。小堀医師の著書のフランス語版『La belle mort』の序文を書いており、出版されたばかりの自身の著書『De vieux en mieux』では、老いに対する包括的かつ医学的、心理社会的、社会的な考察を行っている。

【司会】ベルナール・トマン(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】日仏会館・フランス国立日本研究所
【協力】 在日フランス大使館科学技術部
【助成】 Fonds Xavier Emmanuelli

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。