9月
25
2019

日仏会館図書室 読書会
5. バンド・デシネをフランス語で読む

バンド・デシネをフランス語の原書で読む読書会を当図書室で開きます。

バンド・デシネ(bande dessinée)とはフランス語圏のマンガのことで、略してBD(ベーデー/ベデ)とも呼ばれます。BDの邦訳は、ここ10年くらいでかなり増えましたが、それでも未邦訳のBDはまだまだ無数にありますし、その中にすばらしい作品もたくさんあります。新しい作品も毎年次々と生み出されています。古い作品も新しい作品も含めて、BDをフランス語の原書で読んでみませんか?

 

BDの翻訳者である原正人氏が進行役をつとめ、一緒に読む読書会です。フランス語がある程度読めることが必要ですが、BDをはじめて読む方も、学生の方もぜひご参加ください。

毎回、1作品を取り上げ、冒頭部分を読む予定です。第5回目は以下の作品を取り上げます。

Catherine Meurisse, Moderne Olympia, éditions Futuropolis, 2014.
http://www.futuropolis.fr/fiche_titre.php?id_article=790318

© Futuropolis, 2014

作者のカトリーヌ・ムリスは2015年1月7日のテロ事件の対象となった『シャルリ・エブド』でも活躍した女性バンド・デシネ作家。偶然難を逃れた彼女のその後については、邦訳もあるカトリーヌ・ムリス『わたしが「軽さ」を取り戻すまで』(大西愛子訳、花伝社、2019年)という作品に描かれています。
http://www.kadensha.net/books/2019/201901karusa.html

今回取り上げるModerne Olympia(『現代のオランピア』)は、事件の前の2014年に出版された作品。オルセー美術館をテーマにしたバンド・デシネシリーズの第1作目に当たります。

主人公のオランピアは駆け出しの女性モデル。オランピアという名前でピンとくるかもしれませんが、彼女はエドゥアール・マネの名画「オランピア」のキャラクター(オルセー美術館所蔵)に他なりません。日本語で「名画」というと、「優れた絵画」という意味にも「優れた映画」という意味にもなりますが、同じように、「絵画のキャンバス」と「映画のスクリーン」という二重の意味があるフランス語に「toile」という言葉があります。本作はそこに着目して、オランピアが絵画=映画のモデル=女優として成り上がっていく姿を描いた作品です。オルセー美術館に収蔵された名作絵画や有名な映画へのオマージュを随所に散りばめつつ、彼女の奮闘がコミカルかつかわいらしく描かれていきます。

今回も2回に分けて開催します。2回とも使用するテキストはまったく同じなので、参加希望の方はどちらかの回にご参加ください。

第3回のご案内

開催日時①:2019年9月25日(水)18時半~20時
開催日時②:2019年9月27日(金)18時半~20時
開催場所:日仏会館図書室(3F)
定員:各15名
参加:無料
参加方法:参加希望日、お名前、ご連絡先、ご所属を明記してメールでお申込みください。読書会で使用するテキストについては図書室でご用意いたします。詳細はお申込みの際お知らせいたします。尚、出版社より当読書会でテキストを使用する許諾を得ております。

連絡先:日仏会館図書室
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25
Tel : 03-5421-7643 Fax : 03-5421-7653
Mail : biblio@mfj.gr.jp

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。

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