日仏会館・フランス国立日本研究所所長のトマ・ガルサンは、Mishima revisité (三島再訪)と題する共著を発表し、その中の1章の執筆も手がけました。同著は、ヘルマン社の Échos d’Asie (アジアのエコー)コレクションより刊行されました。

https://www.editions-hermann.fr/livre/mishima-revisite-gerard-siary

小説家、劇作家、エッセイスト、俳優、モデル、演出家など、様々な顔を持つ三島由紀夫のこれらの側面はいまだに謎に包まれたままです。本著に収められたテキストは、未刊の、あるいはあまり知られていないこの日本人作家の作品を再発見するとともに、彼のパフォーマンスを解読し、スタイルを分析し、そして最終的には、三島が自身のパブリックイメージに対して行使していたコントロールを問いただす内容となっています。

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