エルヴェ・ブルトン(協力研究員)が国際研究セミナー「集団的ナラティブとコミュニティで得た経験の認識 ―環境衛生からメンタルヘルスまで。日仏の交差する視点」に参加します
[研究活動] - 2025年11月27日 木曜日
このセミナーでは、ナラティヴの実践と、それが経験的知識の形成に与える効果の相互依存性を、集団そして生活、実践、市民、患者のコミュニティレベルで明らかにします。エルヴェ・ブルトンはセミナーの第1部で、環境衛生とメンタルヘルス
に属する集団的脆弱性の状況を特徴付けるために日本で行った語りの実践を動員した研究を紹介します。
開催日:2025年11月27日(木)
会場:トゥール大学
登壇者:
松本 大(東北大学)
「日本の地域では、ライフストーリーテリングのコミュニティはどのように生まれるのか? 」
森岡 正芳(立命館大学)
「メンタルヘルスにおける集合体の出現とダイナミクス:現実の共同構築としてのライフストーリー」
野田実希(立命館大学)
「メンタルヘルスの回復に見られる個人の声と沈黙 ―臨床心理カウンセリングから集合的ナラティヴを引き出す」
キアラ・ランポーニ(東北大学)
「体験的視点から見る医療倫理―ある原告の実体験のナラティヴを中心に」
ソフィー・ウダール(フランス国立科学研究センター)
「ライフストーリーと歩くこと:2011年TSUNAMI後の復興の旅」
エルヴェ・ブルトン(トゥール大学)パネルディスカッション司会