略歴
中京大学の国際学部で准教授として日本史及びグローバル・ヒストリーを教えており、日仏会館・フランス国立日本研究所協力研究員である。主に明治時代以降の思想史および政治史の分野で研究を進めてきた。今は、評論家・美術史家、思想家、そして日清戦争後の主要雑誌『太陽』の主筆であった高山樗牛(1871-1902)を研究している。
学術分野
思想史、政治史、トランスナショナル・ヒストリー
研究テーマ
近現代日本の思想史と政治史(日本主義、日蓮主義、優生思想、丸山政男、ファシズム、高山樗牛)
研究の大部分は日本史の分野で行なっているが、特定の事象に関する調査では、なるべくトランスナショナルな観点も合わせようと努めている。思想的系統を明らかにすることや共通点を指摘するにとどまらず、日本の事例を、他の国にみられる同様の事象を考察するために使おうと心掛けている。