10月
25
2016

連続講演会《恋愛の人類学》初回では、西洋における恋愛の概観を提示した。第二回となる今回の講演会では、西洋の恋愛の歴史と決して無関係ではないが、独自性を持つもうひとつの伝統について探りたい。そうすることで、第三の項によって充実したものとなり、今までおこなってきた日仏比較にも光を当てることだろう。
 
モーリタニアのムーア人たちは、フトゥーワ(futûwwa)と呼ばれる騎士道の規範を受け継いだ。恋愛ゲームにおいて女性は捕獲すべき獲物であり、アラブ世界の詩的イメージにおけるガゼルと同じであった。
トルバドゥールやイスラム文化以前の詩人たちのお気に入りの武器だったように、詩はそのための特上の武器だった。宮廷風恋愛においても同じように、女性を手に入れる方法は、狩猟の技術に類似しており、戦争の語彙を用いていた。
 モーリタニア社会において、恋愛の4行詩は文学人だけの専有物ではなく、形式的というより実用的であることに価値があり、愛する人の心を動かすことを目的として作られることが大切だった。それはたしかに愛する人を喜ばせることであるが、また、雅の愛(fin’amor)のように、誘惑することで男性としての価値を完成させることでもあった。つまり恋愛ゲームには通過儀礼の意味があり、それを通じて若者は中世の西洋においても美徳とされた克己心を学ぶのである。

 【講師】コリーヌ・フォルティエ
人類学者、心理学者、映画監督。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究者であり、コレージュ・ド・フランスの社会人類学研究所に所属する。2005年にはCNRS研究賞の銅メダルを受賞した。
身体、ジェンダー、フランスとイスラム社会におけるイスラムの親子関係のテーマ系にて研究を行い、数々の論文を出版した。また、2016年〜2017年にかけて、フランス国立社会科学高等研究院のセミナー「イスラム、マグレブ、中東におけるジェンダーと主観性」の共同指導者のひとりである。
http://las.ehess.fr/index.php?1916
https://cnrs-gif.academia.edu/CorinneFortier

【ディスカッサント】辻上奈美江(東京大学)

【司会】シルヴィ・ボォ(日仏会館・日本研究センター)
【主催】日仏会館フランス事務所
【助成】アンスティチュ・フランセ(パリ)【協力】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、フランス国立社会科学高等研究所

* 日仏会館フランス国立日本研究所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページからの申込みが必須となります。

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