日時: | 2017年09月30日(土) 18:30〜20:30 |
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場所: | 1階ホール |
講演者: | ジゼル・サピロ(フランス国立社会科学高等研究院) 【ディスカッサント】 石田英敬(東京大学) |
※著作権により通訳音声の配信はできません。申し訳ございませんがご了承ください。 ピエール・ブルデューが指摘したように、思想の国際的流通は、一連の社会的要因と仲介者の力に左右される。人文社会科学書の翻訳は、そこでどのようなメカニズムが働いているかを観察する格好の場となっている。いかなる要因が有利に作用し、あるいは障害となるのか。一冊の本が翻訳される機会を得るまでには、諸言語と諸文化の間の力関係、作者の象徴資本と属性(ジャンル、学術的地位、社会関係資本)、作品の特性(内容、文体、長さ)、出版社の象徴資本、ネットワークと資金などの要因が作用する。このモデルは、フランスがアメリカに優位性を奪われたグローバル化の時代における、フランス語と他言語の間の翻訳の流れの量的および質的分析に基づいている。この問題を考えるにあたっては、特にブルデュー、デリダ、ドゥルーズ、シクスー、ピケティを例として取り上げる。 【司会】坂井セシル(日仏会館・日本研究センター) |
* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。
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