Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

都市のビオロジー

[ 講演および討論 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2015年02月21日(土) 16:00 - 18:00
場所: 1階ホール
講演者: ジル・クレマン (ヴェルサイユ国立高等造園学校)
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* 定員に達したため、お申込みを締め切らせていただきました。


【プロフィール】
1943年生まれ。庭師、修景家(ランドスケープ・デザイナー)、小説家など、数多くの肩書きをもつ。植物にとどまらず生物についての造詣も深く、カメルーン北部で蛾の新種(Bunaeopsis clementi)を発見してもいる。庭に植物の動きをとり入れ、その変化と多様性を重視する手法はきわめて特異なもの。代表的な庭、公園にアンドレ・シトロエン公園(パリ、1986-98年)、アンリ・マティス公園(リール、1990-95年)、レイヨルの園(ヴァル、1989-1994年)などがある。また庭園論として『動いている庭』(1991年)、『惑星という庭』(1999年)、『第三風景宣言』(2004年)、小説として『トマと旅人』(1997年)ほか。

【要旨】
都市にも植物の空間――庭や公園、寺社仏閣の敷地――はある。けれども、空き地や放棄地、線路脇にも、世界中の植物が混ざりあう奇妙な植生が人知れず息づいている。クレマンのいう「第三風景」とは、こうした土地の名だ。人間が意識しない見捨てられた空間だからこそ、そこはさまざまな生物にとっての保護区にもなっている。この散在する多様性の避難所をひとつの風景として見なおすとき、都市のありようは異なるものへと変わってしまうだろう。

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【ディスカッサント】
山内朋樹(関西大学、草木の使代表)
【司会】
シルヴィ・ブロッソー(早稲田大学)

【主催】
日仏会館フランス事務所
【協力】
総合地球環境学研究所、みすず書房


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総合地球環境学研究所はジル・クレマン氏 来日映像を制作しました。こちらのサイトからご覧いただけます:


 http://www.chikyu.ac.jp/publicity/events/etc/2015/0221_23_27.html



* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。

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