日時: | 2012年11月27日(火) 18:00 - 20:30 |
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場所: | 601号室 |
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『酒飯論絵巻』、フランス国立図書館蔵 【趣旨】 フランス国立図書館が所蔵する『酒飯論絵巻』は、酒または飯の利を説く、17または18世紀頃の模本とされる絵巻である。この絵巻には四段に渡って、宴会や調理などの風景が描かれ、食やお茶と飲酒の論争を記している。2009年からパリにおいて、美術史、文学、儀礼史、食文化史、日本中世史など領域を超えた研究者の共同研究の対象となり、今回、研究成果の報告会が開催されることとなった。 【司会】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所所長) 【発表者】 ヴェロニク・ベランジェ(フランス国立図書館)、 クレール=碧子・ブリッセ(パリ・ディドロ大学) フランス国立図書館蔵『酒飯論絵巻』の共同研究プロジェクト:紹介、総括と見通し 小峯和明(立教大学) 『酒飯論絵巻』を読む ― イメージとテクストのはざま 伊藤信博(名古屋大学大学院国際言語文化研究科) 描かれる食の風景 ― イメージとその現実 ニコラ・ボーメール(名古屋大学教養教育院) 京都の酒から下り酒まで ― 室町時代から江戸時代における日本酒生産地域の移動 【主催】日仏会館フランス事務所、名古屋大学大学院国際言語文化研究科 【後援】フランス国立図書館、日仏図書館情報学会 【プログラム】 「酒飯論絵巻」をめぐって(11月23日〜25日、名古屋での研究会) |
* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。
日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 描かれた酒と米 フランス国立図書館蔵『酒飯論絵巻』をめぐって