ルソーに向き合うスタール夫人とバンジャマン・コンスタン
[講演会] ジャック・ベルシュトルド (パリ第4大学)
18:30〜20:00 601号室 フランス語 通訳なし
スタール夫人とその愛人だったバンジャマン・コンスタンは、ジャン=ジャック・ルソーをよく読み深い影響を受けた作家であり、リベラリズムの思想家である。スタール夫人の処女作(1788) はルソー論であり、コンスタンの「古代人の自由と近代人の自由」(1815)はルソーの自由論に対する反論である。二人はフランス革命期の恐怖政治とナポレオンの専制を経験した世代であり、ルソー主義がジャコバン派の革命家に与えた影響を重視した。
プロフィール :
ジャック・ベルシュトルドはパリ第4大学で18世紀フランス文学の教鞭をとる。また、スイスのマルタン・ボドメール博物館館長であり、CELLF(フランス語フランス文学. 研究センター、CNRS /パリ・ソルボンヌ大学 UMR 8599)のメンバーである。
文学的モチーフとジャン=ジャック・ルソーを主に研究している。
【主催】中央大学人文科学研究所
【協力】日仏会館フランス事務所