Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


研究活動

ギヨーム・ラドミラル

所属
連絡先 :
  • 日仏会館・フランス国立日本研究所(UMIFRE19 フランス外務省・国立科学研究センター)研究員<
  • 京都大学 非常勤講師
  • 滋賀医科大学 非常勤講師


  • 日仏会館・フランス国立日本研究所 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3-9-25
    TEL: 00-81-3-5421-7641
    FAX: 00-81-3-5421-7651
    MAIL: ladmiral[at]mfj.gr.jp
    ウェブサイト:https://pandemicsandsocieties.org

    研究テーマ

    • 政治組織の社会学、社会関係の政治化と選挙社会学、選挙違反の体系的影響
    • 政治的意思決定機関の親族化と支配行使の家産化・世襲財産化
    • 外的ショックに対する社会の抵抗力・回復力における政治的、社会的、経済的要因

    I. COVID-19パンデミック研究については次の3つのアプローチで取り組んでいる。①フランスと日本におけるCOVID-19罹患率/有病率の社会的・経済的要因の比較分析、日本の事例に限定し、②2020年2月から2021年10月までの5回の「流行の波」における「超過死亡」と「過少死亡」および、2020年秋以降の出生率低下の社会的・経済的要因の都道府県以下の観察レベルでの究明、③パンデミックの初期に公衆衛生政策を策定・実施した政治家、官僚と科学専門家のネットワークの、地方レベルおよび国レベルでの分析の3つである。
    II. 政治学に関する研究については、戦前日本(1890-1937)における政治・政党システムの顕著な特徴の再検討に主眼をおいて取り組んでいる。この研究では、①選挙運動における「票買収」と、政府による選挙干渉を取り上げる。戦前日本では「票買収」は大規模かつ広範囲におこなわれていた。また政府の選挙運動への干渉はごく一般的であった。「票買収」と選挙干渉は、機能的相補性の関係によって結びついていた。すなわち、選挙違反の党派的な取り締まりという選挙干渉は、与党の候補者の当選を有利にした。日本における「票買収」と、19世紀のアメリカ合衆国やイギリス、20世紀の中南米諸国や台湾などで知られているこの選挙手法とを、比較する。

    Partenariat : université de Kyoto et université des sciences médicales de Shiga


    研究業績

    • 2021 The COVID-19 Pandemic, A General Review of Social Sciences Research Sociological Theory and Methods vol 36 issue 2
      https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/36/2/36_152/_article/-char/en
    • L’empire des expédients. Achat de voix, répression des fraudes électorales et système politique dans le Japon d’avant-guerre. 2018. Thèse de Doctorat en science politique.
    https://pandemicsandsocieties.org

    ホーム > 研究活動 > 研究員/事務局 > ギヨーム・ラドミラル