Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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2021年11月16日(火)

第19回「日仏の翻訳者を囲んで」

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対談:西山雄二氏、相川千尋氏

日仏会館図書室では、フランス語と日本語の翻訳に携わる方々をお迎えし、翻訳についてお話しを伺う会を開いています。第19回はフランス現代哲学の研究者で、数多く翻訳書をだされている西山雄二氏と、フェミニズム関係の翻訳書をてがけている相川千尋氏に、哲学書の翻訳を主なテーマに対談していただきます。

プロフィール

西山 雄二(にしやま・ゆうじ)

1971年愛媛県生。東京都立大学 人文科学研究科 教授

1995年、神戸市外国語大学国際関係学科卒業。2001-03年、パリ第10大学(ナンテール)哲学科留学。2007年、一橋大学言語社会研究科博士課程修了。東京大学特任講師(グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」)を経て、2010年より首都大学東京准教授、2020年より現職。

ジャック・デリダなどのフランス現代思想を研究。

【著書】

『哲学への権利』、勁草書房、DVD付、2011年
『異議申し立てとしての文学――モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』、御茶の水書房、2007年

【編著】

『いま言葉で息をするために──ウイルス時代の人文知』、勁草書房、2021年
『終わりなきデリダ──ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』、法政大学出版局、2017年
『カタストロフィと人文学』、勁草書房、2014年

【翻訳】

ジャック・デリダ『獣と主権者』(共訳、全二巻)、白水社、2014/2016年
ジャック・デリダ『哲学への権利』(共訳、全二巻)、みすず書房、2014/2015年
ジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』、未來社、2017年
カトリーヌ・マラブー『抹消された快楽に──クリトリスと思考』(共訳)、法政大学出版局、2021年
カトリーヌ・マラブー『真ん中の部屋』(共訳)、月曜社、2021年
カトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来——可塑性・時間性・弁証法』、未來社、2005年
エマニュエル・レヴィナス『倫理と無限』ちくま学芸文庫、2010年
モーリス・ブランショ『ブランショ政治論集1958-1993』(共訳)、月曜社、2005年
他多数

プロフィール

相川千尋(あいかわ ちひろ)

お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了後、仏和辞典編集、在日フランス大使館勤務を経て翻訳にたずさわる。「クーリエ・ジャポン」編集者。エトセトラブックスとラブピースクラブのウェブマガジン、『シモーヌ』『ふぇみん』にエッセイや取材記事を寄稿。

【主な翻訳】

ヴィルジニー・デパント『キングコング・セオリー』柏書房 2020 
リリ・ソン『私のおっぱい戦争 : 29歳・フランス女子の乳がん日記』花伝社 2019
リーヴ・ストロームクヴィスト『禁断の果実 : 女性の身体と性のタブー』花伝社 2018
アニエス ヴァルダ「トロントについての覚え書き」『シモーヌ』(現代書館)Vol.4, 2021.6所収
オランプ・ド・グージュ『女性の諸権利』の中から「女性および女性市民の権利宣言 後文」、「男女の社会契約の形式」の訳、『シモーヌ』(現代書館)Vol.3, 2020.11所収
ムハジャ・コフ(モジャ・カーフ)「ヒジャブ・シーン#7」「食器を洗ってくれる男が好きだ」、『エトセトラ』(エトセトラブックス)Vol.4, 2020. fall/winter所収

【共訳】

トマ・ピケティ『格差と再分配 : 20世紀フランスの資本』早川書房 2016
ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』 徳間書店 2015

日時 2021年12月9日(木)18:30~20:00
場所 オンライン
使用言語 日本語
参加 無料

お申込み方法:下記のメールアドレスに、お名前、ご所属を明記して、件名を「日仏の翻訳者を囲んで」としてメールにてお申込みください。

参加申し込みの際に登録いただいたメールアドレスに、イベント当日の12時までに招待メールをお送りします。

連絡先:日仏会館図書室
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館3F
Tel : 03-5421-7643
Fax : 03-5421-7653
Mail : biblio[at]mfj.gr.jp
開室時間:火~土 13:00~18:00

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