Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

2010年2月のイベント

地域イノベーション政策と中小企業

[ 一般公開国際シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2010年02月03日(水) 9:00 - 18:10
場所: 1階ホール
  • PDF版プログラム
  • ダウンロード可能なPDF版プログラム,発表者プロフィールなど

  • 共催
    • フランス外務省-CNRS 国立在外共同研究所 UMIFRE19,日仏会館
    • 東北大学大学院法学研究科,グローバルCOEプログラム
    • 東京大学大学院経済学研究科,ものづくり経営研究センター(グローバルCOEプログラム)
  • 協力
    • リヨン高等師範学校,リヨン東アジア研究所(リヨン大学UMR CNRS 5062)
    • リヨン中央理工科学校(エコール・サントラル)
  • 後援
    • 在日フランス大使館
    • 在日ベルギー王国大使館
    • ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁
    • ローヌ・アルプ地方
    • 在日フランス商工会議所
    • フランス国立科学研究センター

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

地域イノベーション政策と中小企業

[ 一般公開国際シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2010年02月04日(木) 9:00 - 18:35
場所: 1階ホール
  • PDF版プログラム
  • ダウンロード可能なPDF版プログラム,発表者プロフィールなど

  • 共催
    • フランス外務省-CNRS 国立在外共同研究所 UMIFRE19,日仏会館
    • 東北大学大学院法学研究科,グローバルCOEプログラム
    • 東京大学大学院経済学研究科,ものづくり経営研究センター(グローバルCOEプログラム)
  • 協力
    • リヨン高等師範学校,リヨン東アジア研究所(リヨン大学UMR CNRS 5062)
    • リヨン中央理工科学校(エコール・サントラル)
  • 後援
    • 在日フランス大使館
    • 在日ベルギー王国大使館
    • ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁
    • ローヌ・アルプ地方
    • 在日フランス商工会議所
    • フランス国立科学研究センター

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

ヨーロッパ中世における翻訳の歴史をめぐって:
フランス語とフランス文化の源泉を探る

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2010年02月08日(月) 18:00
場所: 601会議室
講演者: クラウディオ・ガルデリジ (フランス国立科学研究センター,ポワチエ大学)
  • 講師プロフィール:
    1957年、イタリアのヴェッレトリ生まれ。ローマ・ラ・サピエンツァ大学(ローマ第1大学)を1983年に卒業し、1984年から88年までイタリア政府給費奨学生。1993年にパリ第4大学にてダニエル・ポワリオンおよびミシェル・ザンクの指導のもとで文学博士号を取得。1994年から99年までオート・アルザス大学の准教授を務めた後、1999年から2000年までフランス国立科学研究センター(CNRS)に出向、2001年にポワチエ大学教授(中世フランス語・フランス文学)に就任した。同大学の中世文明高等研究所(CESCM-UMR6223)所長。
    中世叙情詩 (Charles d’Orléans, L’Écolier de mélancolie, édition en français moderne, introduction et notes, Le Livre de Poche, 1995, Le Lexique de Charles d'Orléans dans les Rondeaux, Droz, 1993, Charles d'Orléans : « Plus dire que penser », Adriatica Editrice, 1994, « En regardant vers le païs de France ». Charles d’Orléans : une poésie des présents, Orléans, Paradigme, “Medievalia”, 2006, 220 p.)、ジャンルの詩学 (Fonctions de l’incongru dans la littérature française médiévale, Paradigme, 2000)、語りのモチーフ (Diegesis. Études sur la poétique des motifs narratifs au Moyen Âge, Turnhout, Brepols, 2005, 230 p.) に関する著作の他、単著が7冊、翻訳が3冊、10冊あまりのシンポジウム紀要、10冊の共著、60本にのぼる論文を発表している。1994年からMEMINI社より出版されている Bibliographie des Écrivains Français(すでに32巻が刊行され、20巻ほどが続刊の予定)および Translatio 叢書の創設者にして監修者であり、2008年からは Classiques Garnier 社より刊行されている Recherches de Littérature médiévale 叢書および les jaunes 叢書を監修している。2006年にはフランス国立研究機構(ANR)の国際プログラム TRANSLATIONS MEDIEVALES Cinq siècles de traductions en français (XIe-XVe siècles) Étude et Répertoire を始動させた。このプロジェクトの目的は、中世におけるフランス語への翻訳の網羅的な目録の作成および中世の翻訳に関する研究書の刊行である。ガルデリジ氏は国際学術誌 Le Moyen Français の共同編集長でもある。
    また、2008年からフランス国立科学研究センター(CNRS)の人文・社会科学部門国際交流局の学術担当副局長を務めている。2009年5月にはフランス外務省 − CNRS 国立在外共同研究所(UMIFRE)に関する部局の責任者に任命され、フランス国立科学研究センター内で日仏会館研究センターを含むフランス外務省 − CNRS 国立在外共同研究所(UMIFRE)を監督する立場にある。
    現在、シャルル・ドルレアン全集を準備するとともに、l’Apollonius de Tyr のロンドン草稿の刊行をウラジミール・アグリゴロエとともに計画している。

  • 講演要旨:
    ギリシャ・ラテンの古典のほぼ半数は中世にフランス語に翻訳されたが、原典がいかに伝播・普及し、フランス語および文化にどのような影響を与えたのかは不明である。中世フランス語に対する土着言語の影響、オック語とオイル語の混交についてはさらにはっきりとしない。TRANSLATIONS MEDIEVALES Cinq siècles de traductions en français (XIe-XVe siècles) Étude et Répertoire (TRANSMEDIE)プロジェクトは網羅的な目録の作成と文献解釈学的研究を通して、フランス語への翻訳の実践と理論の歴史を提示する。これにより、中世文明とフランス語の誕生に関する研究が活性化し、ヨーロッパ中世に関する様々な研究分野、そして異なったヨーロッパ中世の言語の専門家のあいだの交流が促進されるであろう。その結果、フランス文化およびフランス語の形成において、中世的な意味での四科(quadrivium クワードリウィウム)と三学(trivium トリウィウム)に関する学術・芸術書の“翻訳”(translatio)が果たした役割の新たな側面が明らかになるだろう。
    TRANSMEDIE プロジェクトの書誌目録とテーマ毎に章立てされた分析的歴史が完成すれば、古典古代およびヨーロッパやその他のロマンス語・文化とのあいだの断絶と継続性に関する研究は、共時的かつ通時的な“翻訳”(translatio)の批判的な全体像に依拠することが可能になる。その結果として翻訳を、諸言語と諸文明および調子と文体の邂逅として、また、過去と現在そして異なる期待の地平のあいだのコミュニケーションとして、さらには、西欧中世における歴史的、文化的、政治的、人類学的かつ科学的諸問題をはらんだ過去と現在の2つの世界に開けたものとして、諸国から成るヨーロッパの源流と中世研究の諸分野の合流地点と見なすことが可能になるのである。

  • 参加申込締切:2月3日(メールで contact[後に @mfj.gr.jp を付けて下さい]まで)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

反功利主義と贈与のパラダイム

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2010年02月12日(金) 18:00
場所: 1階ホール
講演者: アラン・カイエ (パリ第10大学)
  • 協力:東京外国語大学

  • 講演要旨:
    MAUSS 誌(Mouvement anti-utilitariste en science sociale 社会科学における反功利主義運動)は、思想と社会活動のあらゆる領域における経済主義の急激な広がりに対抗するため1981年に創刊された社会科学と政治哲学の学際的な雑誌である。寄稿者たちにとって、経済主義に対抗しうる理論的かつ経験的、倫理的そして政治的な可能性は(カール・ポランニーの遺産とも関連して)、デュルケムの知的継承者であるマルセル・モースの著作、特に「贈与論」に求められる。この書物から導き出すことのできる“贈与のパラダイム”は、社会科学一般の基礎を築くことを可能にする。

  • 講師プロフィール:
    1944年生まれ。パリ第10大学教授(社会学)。パリ第10大学の Sophiapol (政治的社会学・哲学・人類学研究室)の共同代表を務める。また、MAUSS 誌および MAUSS 文庫(40冊を刊行)の創始者であり主幹。これまでに発表した論文は400点以上、著作は10冊あまりを数える。近著に Anthropologie du don. Le tiers paradigme,La Découverte/poche, 2007 (2000), Dé-penser l'économique. Contre le fatalisme, 2005, La Découverte, Théorie anti-utilitariste de l'action. Fragments d'une sociologie générale, 2009, La Découverte などがある。

関連データ:

» 2010-02-1213ACaille.pdf (PDF版 講演会・ラウンドテーブル開催案内)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

“経済”を審問する

[ ラウンドテーブル(一般公開) ]

(同時通訳付き)
日時: 2010年02月13日(土) 13:00 - 17:00
場所: 601会議室
  • ゲスト:アラン・カイエ氏
  • 発表者:
    • マルク・アンベール(日仏会館)
    • 真島一郎(東京外国語大学)
    • 西谷 修(東京外国語大学)
    • 土佐弘之(神戸大学)
    • 渡辺公三(立命館大学)
  • 司会:
    • 中山智香子(東京外国語大学)

  • 協力:東京外国語大学

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

第6回 総合人間学国際シンポジウム
「知性と感情の彼方(かなた)- 行為と言葉と心 -」

[ 一般公開シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2010年02月20日(土) 13:00 - 18:35
場所: 1階ホール
  • 入場無料・事前登録制
    申込先:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
    (TEL: 042-330-5603/FAX: 042-330-5610/ Web: http://www.classics.jp/GSH/
  • プログラム・講演要旨・講演者プロフィール
  • 発表者:
    • ジャン=ルイ・デサル(フランス国立高等情報通信学校)
    • 柿木隆介(自然科学研究機構生理学研究所)
    • 亀山郁夫(東京外国語大学)
    • 興膳 宏(京都大学名誉教授)
    • ジャクリーヌ・ナデル(フランス国立科学研究センター)
    • 中谷英明(東京外国語大学)

  • 共催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所/日仏東洋学会

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

1945年以降のフランスにおける労働組合と観光:象徴的成果と問題点

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2010年02月25日(木) 18:00
場所: 601会議室
講演者: シルヴァン・パシュー (パリ第8大学博士)
  • 協力:帝京大学

  • 講演要旨:
    本講演では、1945年以降の大衆観光の歴史について、実践と組織化がいかになされたかに焦点を当て、その象徴的な成果と表象を中心に分析を行う。庶民階級と労働者の世界を対象に、ストライキと社会闘争からではなく余暇の観点から考察する。庶民階層の分析により、労働者グループと広い意味での労働運動(アソシエーション、労働組合)および共産党とのあいだの諸関係を明確にする必要性が浮き彫りとなる。特に、フランス労働総同盟(CGT)と共産党に近い《観光と労働》アソシエーションの指導者たちの失望は大きかった。彼らの期待に反し、休暇を過ごす人の多くは人民の教育的側面に関心を持たず、共に過ごす喜びや純粋な娯楽を優先し、歴史的建造物よりはショッピングに興味を持ったのである。このことは、昔からブルジョワ階級のエリートたちが実践していた教養ある余暇の過ごし方を鑑みるに労働者の余暇の正当性に疑問を呈することとなった。

  • 講師プロフィール:
    歴史学博士(パリ第8大学)、歴史学の高等教育教授資格(アグレガシオン)取得。スイスのクルト・ボッシュ学院で教鞭を執る。学術論文を多数発表し、最近ではパリの Presses de Sciences Politiques から Tourisme et travail, de l’éducation populaire au secteur Marchand (1945–1985) を出版している。

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

日本経済と社会に関するランチセミナー

Incorporation of National Universities in Japan

[ LS:招待者限定研究セミナー ]

使用言語:英語 (通訳なし)
日時: 2010年02月26日(金) 12:30 - 14:00
場所: 601会議室

  • 講演:
    • 大場 淳(広島大学高等教育研究開発センター准教授)
  • 討論:
    • レクレル イブリン(UMIFRE 19 CNRS MAEE 日仏会館研究員)
  • 協力:在日フランス商工会議所、在日フランス大使館経済部
  • 申し込み・問い合わせ:mikasa@ [@の後に mfj.gr.jp を補ってください]

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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