第2回日仏コロック「ユーラシアにおける文化の交流と転変(II)」 東京大学/フランス国立高等研究院(EPHE)
  • 日時:2004年10月1日(金)・2日(土)
  • 使用言語:日本語・フランス語(日仏同時通訳付)
    → 翻訳予稿集を用意します。
  • 場所:日仏会館601会議室
  • 主催:東京大学/フランス国立高等研究院(Ecole Pratique des Hautes Etudes)
  • 後援:日仏会館フランス事務所
  • 関連情報:「第2回日仏コローク」開催のお知らせ東京大学史料編纂所のページ)
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更新日:2004-09-21

プログラム

10月1日(金)〈第1日目〉「16世紀以前のユーラシアにおける文化交流」

9:30 開会式
9:45第1セッション(宗教学分野)
〔司会〕アンヌ・ブッシイ(フランス国立極東学院 EFEO)
  • 丘山 新(東京大学東洋文化研究所)「インド的瞑想から中国禅へ」
  • フランソワ・マルタン(フランス国立高等研究院)「インドの在家信者の修行から中国の在家信者の修行へ—八関斎の中国的変容」
10:45〔討論〕ジャン=ノエル・ロベール(フランス国立高等研究院)
11:00休憩
11:30第2セッション(文学分野)
〔司会〕末木文美士(東京大学大学院人文社会系研究科)
  • 藤原克己(東京大学大学院人文社会系研究科)「源氏物語における白居易詩引用の諸相」
  • フランソワ・ラショ(フランス国立極東学院)「反魂香について」
12:30〔討論〕大木 康(東京大学東洋文化研究所)
12:45昼食
14:00第3セッション(歴史学分野)
〔司会〕石上英一(東京大学史料編纂所)
  • 大津 透(東京大学大学院人文社会系研究科)「古代日本における律令の受容」
  • ジョルジュ=ジャン・ピノ(フランス国立高等研究院)「トゥルファンにおけるガンダーラ文化との言語的・文化的接触」
  • フェルナン・メイエ(フランス国立高等研究院)「8世紀に中国から伝来したとされる一つのチベット語文献に見られる高地アジアでの医学知識の混交」
15:30〔討論〕シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア(フランス国立高等研究院)/森安孝夫(大阪大学)
16:00休憩
16:30第4セッション(考古・美術史分野)
〔司会〕フランソワーズ・サバン(フランス国立社会科学高等研究院 EHESS、日仏会館フランス学長)
  • 桝屋友子(東京大学東洋文化研究所)「日本とイスラーム美術」
  • エチエンヌ・ドゥ・ラ・ヴェシエール(フランス国立高等研究院)「ソグド人の空間:独創的か,あるいはインド・ペルシア様式の模倣か?」
17:30〔討論〕秋山光文(お茶の水女子大学)

10月2日(土)〈第2日目〉「16世紀以後のユーラシアにおける文化交流」

9:30第1パネル「人を通じた文化交流」
〔コーディネーター〕深沢克己(東京大学大学院人文社会系研究科)
  • ドゥジャニラ・シルヴァ=クト(フランス国立高等研究院)「ポルトガルの商人たちと宣教師たちによる日本の発見」
  • 松井洋子(東京大学史料編纂所)「江戸時代出島における日蘭関係の担い手たち」
  • 保谷 徹(東京大学史料編纂所)「フランス軍事顧問団と日本」
  • ジャン・ボベロ(フランス国立高等研究院)「愛すべきあるいは憂慮すべき日本—フランス人旅行者たちの日本像—(19世紀末から20世紀初頭にかけて)」
〔ディスカッサント〕ハルトムト・ロテルムント(フランス国立高等研究院)
12:30昼食
14:00第2パネル「モノを通じた文化交流」
〔コーディネーター〕羽田 正(東京大学東洋文化研究所)
  • 黒田明伸(東京大学東洋文化研究所)「ユーラシア貨幣史の素描」
  • ピエール・ロリ(フランス高等研究院)「イスラム世界への印刷技術の導入」
  • 横山伊徳(東京大学史料編纂所)「江戸期における北方空間認識と外国資料」
  • マリ=フランソワーズ・クレル(フランス国立高等研究院,院長)「危険の現実とその多様な知覚の仕方」
〔ディスカッサント〕フランソワーズ・サバン(フランス国立社会科学高等研究院,日仏会館フランス学長)
17:00閉会式
〔総括〕石上英一(東京大学史料編纂所)/ハルトムト・ロテルムント(フランス国立高等研究院)


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