Maison Franco-japonaise: 日仏会館 Bureau français  Institut français de recherche sur le Japon  (UMIFRE 19, MAEE-CNRS)

言語:JA / FR


研究活動

シルヴィ・ボォ=小林

所属
連絡先 :
日仏会館フランス事務所・フランス国立日本研究所(UMIFRE19フランス外務省・国立科学研究センター) 協力研究員
ナンテール比較人類社会学研究室研究員
人類学博士(パリ第10大学)

電子メール : sylviebeaud[@gmail.comを追加]

履歴書(pdf)
英語版 履歴書(PDF)


CV en complet en PDF
学歴
  • 2012年
パリ第10大学博士号(人類学)取得。論文タイトル「仮面劇:ハンのアイデンティティに関する政治的儀礼的考察-中国雲南省の『關索戲』をとおして」。Brigitte Baptandier氏の指導。評価:満場一致で最優良。中国研究フランス協会論文賞を受賞。

  • 2005年
フランス国立東洋言語文化研究所中国語・中国文明学科修士課程修了。論文タイトル「雲南省省陽宗ハンの儀礼劇『關索戲』(翻訳と註を含む)レパートリーについて」。Catherine Despeux氏、Vincent Durand-Dastès氏の指導。

  • 1998年-2000年
昆明市雲南大学に語学留学


研究テーマ:
1. 仮面劇と中国ハン族のアイデンティティ形成
一連の自己表現としての儀式:中国文学のよく知られたエピソードの場面を、各地域の歴史にそくした演出を施して仮面劇として演じることで、ハン族としてのアイデンティティを再確認している。

2. 儀式作法の伝播と家族関係
儀礼の役分配の継承と父系血統の存続との関係性。妻方居住婚と娘婿の養子の慣習が、決められた「家系境界」の中で儀礼作法の保存として残っている。

3. 中国文化の創造と普及に関する権力行使の手段としての儀式
中国政府は、いくつかの儀式や、とりわけ軍事的祭礼を保護している。中央権力に対する忠誠が隠れたメッセージとしてプロパガンダの役割を果たすからである。国境付近におけるこのような儀礼の拡大は、これまでも、そして現在も、境界に住むものが中国人民として溶け込むことを容易にさせるものである。儀式内容を明確に把握することにより、国際的視野で中国の文化政策を分析することができる。

業績(全業績リストは履歴書よりダウンロード可):
  • 「人間の身体、仮面劇『關索戲』の変化」B. Baptandier編著書『欠陥のある身体、人生の鼓動―人類学的アプローチ』ナンテール、人類学学会、2017 。
  • 「近代化の波における現代の中国仮面-『關索戲』に関する人類学的考察」A. Reynolds、B. Roos編著書『モダニティーの仮面-グローバル・モダニズムを読み解く』ゲインズビル、フロリダ大学出版会、2016 。
  • 「儀礼慣習により、北がどのように南との調停をはかるのか-19世紀の『關索戲』」Victor Mair編著書『中華帝国と南方隣人』シンガポール、Nalanda-Sriwijaya Centre, ISEAS,2014。
  • 「生きた文化の化石―「儺」から「關索戲」へ応用された呼称についての一考察」Études chinoises Vol. XXXI 、2012年、95-108ページ。

ホーム > 研究活動 > 研究員/事務局 > シルヴィ・ボォ=小林