Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

知識人、学生、そしてすべての人のための大学


使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2017年02月18日(土) 10:00〜18:00
場所: 601号室
講演者: クリストフ・シャルル(パリ第1大学)、フレデリック・ネイラ(ルーアン大学)、大前敦巳(上越教育大学)、岡山茂(早稲田大学)、白鳥義彦(神戸大学)、シャルル・スーリエ(パリ第8大学)
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先ごろ『フランスにおける知的生活』(2巻本、スイユ社)をロラン・ジャンピエールとともに出版したクリストフ・シャルルを囲んで、知識人と啓蒙された市民を育成するという大学の本来の役割について日仏で議論する機会をもちたい。LRU(大学の自由と責任法)を成立させたのは2007年にサルコジ大統領のもとで首相となったフランソワ・フィヨンだった。そのフィヨンが有力候補となる5月の大統領選において大学をふたたび争点とするには、過ぎ去った10年の変化を歴史的な視野のもとに捉え直すことが必要である。それは1990年代から改革が日常化している日本の大学についても言えるだろう。

プログラム
午前
10h-10h40:白鳥義彦(神戸大学):シンポジウムの趣旨説明と発表:「フランスの大学と日本の大学:比較の視点から」

10h40-11h10:大前敦巳(上越教育大学):「東京高等師範学校の拡張と消滅―戦前師範教育の過ちを繰り返さないために―」

11h15-11h45:岡山茂(早稲田大学):「サンボリストのためのマラルメの想像的大学、ドレフュス事件と詩の危機のはざまで」

11h45-12h15:討議

昼食(12h30-14h)

午後
14h-15h30 :クリストフ・シャルル(パリ第1大学):新刊の紹介La vie intellectuelle en France(deux tomes, édiion du Seuil, 2016) と発表「フランスにおける大学の変容と知的生活の進化:1880年代から1960年代まで」

15h30-16h:休憩

16h-16h30:シャルル・スーリエ(パリ第8大学):「フランスの知識人、68年5月そしてヴァンセンヌ実験大学センターというユートピア」

16h35-17h05:フレデリック・ネイラ(ルーアン大学):「高等教育における社会経験認定制度:すべての人に開かれたヴァンセンヌのユートピアから遠く離れて…」

17h10-18h:討議



【講師】クリストフ・シャルル(パリ第1大学)、フレデリック・ネイラ(ルーアン大学)、大前敦巳(上越教育大学)、岡山茂(早稲田大学)、白鳥義彦(神戸大学)、シャルル・スーリエ(パリ第8大学)

【司会】白鳥義彦(神戸大学)
【主催】科研費研究グループ「日本およびフランスの高等教育改革比較研究」基盤研究(C)26381129
【共催】日仏教育学会、アレゼール(高等教育と研究の現在を考える会)、日仏会館フランス事務所
【後援】藤原書店

* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。

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