Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

記憶の映画について語る―「ショア」 から「不正義の果て」まで

[ 講演会 ]

(同時通訳付き)
日時: 2015年06月26日(金) 15:00 - 17:00
場所: 1階ホール
講演者: クロード・ランズマン (映画監督、作家)
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クロード・ランズマン氏講演会中止のお知らせ
クロード・ランズマン氏の来日は同氏の健康上の理由により残念ながら中止となりました。それに伴い、6月26日(金)に日仏会館で予定されていた講演会および講演会申込者への上映会は中止となります。
誠に申し訳ございませんが、よろしくご了承下さい。



公開後30年を経たいまもなお、映画「ショア」(1985年)は人類の知的遺産の中で重要な位置を占めている。「ショア」は、ナチスの大量虐殺に関して参照が必須の映画作品であるというにとどまらない。それはまた、歴史家であれ芸術家であれ、その恐怖に思いを馳せ、惨事の記憶を伝え、災厄を語ることはどのような形式によって可能であり、またどのような形式によるべきなのかを探求する人たちにとって省察の場でもある。
 忘却に対する倫理的な防護壁ともいえる「ショア」を観ることは、いまなお比類なき体験であり、観客はジェノサイドというこの映像なき犯罪を理解するよう呼びかけられるのである。
 今回の特別来日にあたり、クロード・ランズマンは、この大作、および、その続編であり、2013年にカンヌ映画祭で特別招待作品として上映された「不正義の果て」について語る予定である。


【プロフィール】
クロード・ランズマン(1925年生)は映画監督、ジャーナリスト、作家、「レ・タン・モデルヌ」誌編集長。若き日、第二次世界大戦中はレジスタンスに参加し、1950年代サルトルに出会い、共にアンガージュマンに身を投じ、アルジェリア戦争時には、植民地主義に抗する活動を行った。1970年代から映画制作に取り組み、1985年、ナチスによるユダヤ人の大量虐殺を主題にした大作「ショア」を完成。この作品以降も、ユダヤの人々の記憶に捧げられた一連の映画作品を制作している。

【司会】澤田直(立教大学)
【主催】(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
【助成】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、在日フランス商工会議所


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* 日仏会館フランス事務所主催の催しは特に記載のない限り、一般公開・入場無料ですが、参加にはホームページのイベントカレンダーからの申込みが必須となります。警備強化のため、当日の受付に際しては身分証明書の提示をお願いしております。

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