Maison Franco-japonaise: 日仏会館 Bureau français  Institut français de recherche sur le Japon  (UMIFRE 19, MAEE-CNRS)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

2012年10月のイベント

読書グループ PHILIA
Jean Lorrain, Monsieur Phocas

[ 研究会 ]

使用言語:フランス語 (通訳なし)
日時: 2012年10月01日(月) 17:00 - 19:00
場所: 604号室
  • 主催:Groupe de lecture PHILIA
  • 共催:日仏会館フランス事務所
  • 参加申込: Mme Daniella Séville-Fürnkäs : daniseville[の後に @yahoo.fr]

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

『失われた時を求めて』における反ユダヤ主義の悪口と
ユダヤ人のユーモア:
「ヤツは僕の後釜を狙ってるんですよ。
 いかにもユダ公のやり口でしょ!」

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳なし)
日時: 2012年10月01日(月) 18:30 - 20:30
場所: 601号室
講演者: ソフィー・デュバル (ボルドー第3大学)
ソフィー・デュバル著、L'ironie proustienne、2004年刊

【司会】 吉川一義(京都大学名誉教授)
【主催】 日本フランス語フランス文学会、日仏会館フランス事務所

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

博士課程の学生のためのセミナー

[ 博士課程の学生のためのセミナー ]

使用言語:フランス語 (通訳なし)
日時: 2012年10月02日(火) 18:00 - 20:00
場所: 601号室
  • このセミナーは人文・社会科学の分野で日本について研究を行っているフランス語圏の博士課程学生向けの 研究会です。セミナーの目的は学生たちに完成したあるいは進行中の研究について発表する機会を与えることです。 毎回、2名の発表者が30分ずつ口頭で発表を行い、それに対して30分ずつ討論の時間をとります。

  • Arnaud SARNIGUET
Doctorant en ethnologie, Université de Paris Ouest Nanterre - La Défense, Laboratoire d'ethnologie et de sociologie comparative, Kokugaguin University.
 "Transmission familiale et adhésion personnelle chez les jeunes fidèles de seconde génération dans la nouvelle religion Shumei"

  • Sylvie BEAUD
Doctorante en ethnologie, Université de Paris Ouest Nanterre - La Défense, Laboratoire d'ethnologie et de sociologie comparative
 "De l'instrument politique à l'emblème culturel : le cas du Théâtre de Guan Suo dans le sud-ouest de la Chine"

  • 問い合わせ:doctorantsmfj (の後に @gmail.com)


  • 主催:日仏会館 フランス国立日本研究センター


* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

3.11 以降のフェミニズムを問う

女性史/ジェンダー史
フェミニズム的アプローチの国内的視点から
グローバルな視点へ

[ 春秋講座 ]

(同時通訳付き)
日時: 2012年10月06日(土) 15:00 - 18:00
場所: 1階ホール
【基調講演】
フランソワーズ・テボー(アヴィニョン大学)
フランスにおける女性史・ジェンダー史―新しいアプローチ、新しいオブジェ、新しい問題

フランスとイタリアで同時に出版された『女の歴史-全5巻』(1990年−1992年出版、邦訳は藤原書店から1998年出版)ではヨーロッパやアメリカの国々で行われてきていた20年間の総合研究の結果が紹介された。この書物の出版は、フランスではその段階までは認められていなかった女性史に対しての知的正当性を与える事に成功したが、制度的な正当性を獲得する事までには至らなかった。この講演の目的はフランスにおける『女性史とジェンダー史』と呼ばれる研究分野のその出版以降の傾向を紹介する事にある。その発展は歴史叙述の一般的な変遷 — 例えば、スケール別による歴史学、個人の経路、グローバル史や多国間史における移転のー枠にも当て嵌まり、外国の討論への重視等も含む。国内における考察と同時に外国からの貢献であるジェンダー史のアプローチが、いかにフランスにおける歴史学の問題意識をー英語圏におけるほどの厳しい(例をあげれば、女性史をジェンダー史と対立させたり文化史と社会史を対立させるという)論争を避けながらもー更新し拡大したかを考える。また、テーマーやオブジェが,伝統分野のもののー例えば、労働,母性、のような場合どのように更新され,あるいは、男性性、セクシュアリティ、植民地状態、移民問題、等をジェンダーという視角から見る新しいオブジェ、なども明確にし、重要な紀要の紹介、極最近の制度化への歩み等の説明も含む。

舘かおる(お茶の水大学)
日本における女性史・ジェンダー史―今日のアプローチと主題系

日本における女性史の研究は、1970年代以降今日まで確実に展開してきた。日本女性史の叢書も幾度も刊行され、1968年から1991年までの文献は『日本女性史研究文献目録』全4巻に掲載されている。なお、日本における女性史研究と女性学・ジェンダー研究とのコラボレーションは、1990年代以降に進み始め、2000年以降はさらなる展開をもたらした。それを象徴するのが、2009年から2011年にかけて刊行された『ジェンダー史叢書』全8巻であろう。私は、日本を中心に女性史と女性学、ジェンダー論とジェンダー史をめぐってのアプローチを試みてきた立場にいる。「女性史」と称して模索してきた際の論題は何であったのか、「ジェンダー史」というアプローチに転換していくことに、どのような必然性があったのか、それは、今回のシンポジムのタイトル、「フェミニズム的アプローチの国内的視点からグローバルな視点へ」に大きく関わっている。今回の報告に対する私の意図は、女性史が追求してきた「女」という「当事者」に依拠することの意義と同時に、性別のみならず、階級、民族、年齢、障害等々において「非当事者への想像力」を可能にするためのジェンダー史研究を模索することにある。そして、今回の「フクシマの原発事故」に象徴される諸課題に対し、女性史・ジェンダー史研究は、どのような方途を示唆できるのかについて、共に考える機会としたい。


【司会】
 クリスチーヌ・レヴィ(日仏会館)

【主催】 日仏会館フランス事務所、公益財団法人日仏会館
【共催】 早稲田大学ジェンダー研究所
【協力】 フランス国立科学研究センター、学際研究NEEDS プログラム

PDF版プログラム



* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

3.11 以降のフェミニズムを問う

日本のフェミニズムと慰安婦問題をめぐって

[ ラウンドテーブル ]

(同時通訳付き)
日時: 2012年10月07日(日) 14:00 - 18:00
場所: 1階ホール
【司会】
  • 弓削尚子(早稲田大学)
  • クリスチーヌ・レヴィ(日仏会館)

【発表者】
  • 早川紀代(総合女性史研究会代表)
  • 加納実紀代(元敬和学園大学)
  • 渡辺美奈(WAM 女たちの戦争と平和資料館)
  • 金プジャ(東京外国語大学、VAWW RAC)
  • 広瀬鈴子(北海道情報大学)
  • ファブリス・ヴィルジリ(フランス国立科学研究センター、パリ第1 大学)

【主催】日仏会館フランス事務所
【共催】早稲田大学ジェンダー研究所
【協力】フランス国立科学研究センター、学際研究NEEDS プログラム

PDF版プログラム

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

2012年国際交流基金賞 受賞記念講演会

『古事記』ー忘れ去られた『アエネイス』?
〜フランスからの提言

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2012年10月11日(木) 18:30 - 20:00
場所: 1階ホール
講演者: フランソワ・マセ (フランス国立東洋言語文化大学)
【講師紹介】
1947年生まれ。1989年よりフランス国立東洋言語文化大学日本語•日本文化学部教授、1990−1997 年、学部長。主に明治以前の思想史と宗教学の講義担当。主な著書に「上代日本における死と葬送儀礼」(POF、1986)、「古事記神話の構造」(中央公論社、1989)、「文明ガイド — 江戸時代の日本」(美枝子•マセと共著、ベール•レートル、2006)など。

【要旨】
全く異なって見えるこの二つのテキストを対照することで、「古事記」が日本文学史の中で どんな位置を占めているかが浮き出されるだろう。「古事記」は、時に史書とされたが、本書を詳しくみればそうでないことは明らかだ。神話集と言う見方もあるが、実際は神話は上巻だけに含まれている。また、かなり不器用な注文による製作という見方もあるが、この問題は議論を呼ぶ。
  実は、「古事記」は「アエネイス」のように、起源の賛歌を用いて内乱後の新しい政権の正当化を目指す作品と考えられる。「古事記」は、ヴェルギリウスの著作のように、神代と人間が作り出す時代との間に起こる対立と反響を功名に使って、作者(たち)に代表される知識階級により創作された叙事詩の一種なのではないか、というのが私の見解である。
  「古事記」中の文章は、純粋な漢文でなく、省略語の混じる純粋ではない日本語で記されたために、古代の中国化されたエリートの好みに合わなかった。成立後十世紀以上経っての再発見は、「古事記」自体の中にある文学作品の性格を見失わせ、後世その本来の文学的地位を完全に取り戻させることができなかった。


【司会】クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所所長)
【主催】国際交流基金、日仏会館フランス事務所、公益財団法人日仏会館

PDF版プログラム
国際交流基金賞について


* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

環境変化を知らせる動物たち
―人類学的な試み

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2012年10月16日(火) 18:30 - 20:30
場所: 601号室
講演者: フレデリック・ケック (フランス国立 科学研究センター)
【講師プロフィール】
フランス国立科学研究センター(CNRS)研究員、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)内の社会人類学研究室所属。パリ高等師範学校(ENS)で哲学を、バークレー大学で人類学を学び、人類学史と現代における生政治の問題に関する研究を行う。主著にClaude Lévi-Strauss, une introduction (Pocket-La découverte, 2005)、 Lucien Lévy-Bruhl, entre philosophie et anthropologie (CNRS Editions, 2008) 、Un monde grippé (Flammarion, 2010) 、 Des hommes malades des animaux ( N. Vialles との共編、L’Herne, 2012)がある。

【要旨】
温暖化や新たな感染症、放射能、内分泌攪乱物質などが環境問題に警鐘を鳴らすなか、環境保護に取り組む人々は指標を用いてこれらの脅威を可視化している。危険を知らせる「歩哨」とも呼ばれるこの指標とは、氷原から消えゆくホッキョクグマや鳥インフルエンザに罹った鳥、チェルノブイリで繁殖する虫、ホルモンに変調をきたしたヒョウなどである。本講演では、レヴィ=ストロースおよびフーコーの業績を参照しつつ、自然の政治学における動物の登場によって人間と動物との関係がいかに変化するのかを検討する。また、環境危機の信憑性を検証しつつ、動物を襲う脅威と人間に迫る危険とのあいだの溝をいかに埋めることができるかについても考える。

【主催】日仏会館フランス事務所

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Logic, Language and Computation
in a Multi-Cultural Perspective

[ ワークショップ ]

使用言語:英語 (通訳なし)
日時: 2012年10月19日(金) 10:00 - 18:00
場所: 601号室
Date & Time:
Friday October 19th, 2012, Maison Franco-Japonaise (Ebisu), room 601, 6F
Saturday October 20th, 2012, Keio University (Mita Campus), East Bldg G-Sec lab, 6F

Presentation:
The aim of this workshop is to investigate the relations between logic, language and computation formalisms and to revisit them in a multi-cultural perspective.
In this year which celebrates the 100th anniversary of the birth of the mathematician, logician, cryptanalyst and computer scientist Alan Turing, the scientific and cultural endeavor starting with modern logic at the end of the 19th century, continuing with the development of mathematical formalisms of computation and then actual computers in the mid-20th century, and culminating with the digital revolution of the last two decades is now well-known on both the historical and conceptual sides. This story however is rooted in the Western history of ideas and seemingly intertwined with it. But how is all this dependent or independent of its cultural background? Can we look at some other traditions, in particular in Asia, which would have venture in other directions?

Language is indeed a key notion to consider in the development of mechanical computations, as nowadays computers are not mere number crunchers but first and foremost language-based machines, from the core use of programming languages to the development of the worldwide web. But there is a large variety of languages, spoken, written, and mechanized; and their different characteristics and interplays with cultural issues are rich and complex. Investigating cultural aspects in the development of logic, language and computation could bring new hindsight not only about these core domains, but more generally about the grounds on which our current societies are based.

Registration:
Attendance to the workshop is free but the number of seats is limited. Advance registration is required by sending an email to the workshop organizer: Philippe Codognet, Japanese-French Laboratory for Informatics, Email: codognet@is.s.u-tokyo.ac.jp

Sponsored by:
CNRS (French National Center for Scientific Research)
Maison Franco-Japonaise, Tokyo
Research Centre for thinking and behavioral judgment, Keio University
Global Research Centre for logic and sensibility, Keio University

program

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記憶の略奪
―第二次大戦期にナチの戦利品をへてソ連に押収された
フランス公文書

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2012年10月31日(水) 18:30 - 20:30
場所: 601号室
講演者: ソフィー・クーレ (パリ・ディドロ大学)
【プロフィール】
パリ・ディドロ大学教授(現代史)、同大学のICT(Identités, Cultures, Territoiresアイデンティティー、文化、領土)研究所研究員、ロシア・コーカサス・中央ヨーロッパ研究所(CNRS-EHESS)客員研究員。文化史と国際関係史が交差する観点からフランスとロシアの研究を行う。特にソ連への旅や共産主義知識人の政治参加、フランスのスラブ研究をとおして、フランスにおけるソ連神話の形成を分析している。また、アーカイブの歴史と政策に関する研究の再生にも尽力している。

【主著】
La grande lueur à l'Est. Les Français et l'Union soviétique (1917-1939) (éditions du Seuil, collection « Archives du communisme », 1999) 、La mémoire spoliée. Les archives des Français, butin de guerre nazi puis soviétique (de 1940  à nos jours) (Payot, 2007, réédition en poche 2013)、 Les archives, Paris, (Vincent Duclert との共著、La Découverte, collection « Repères », 2011) 、  'Cousu de fil rouge'. Voyages des intellectuels français en Union soviétique. 150 documents inédits des archives russes, (R. Mazuy, G. Kouznetsova, E. Aniskinaとの共著、CNRS Editions, collection « mondes russes », 2012)。

【主旨】
1940年から44年にかけて、何千万冊もの本に加えて何百万枚もの公文書がヨーロッパ中でナチスによって押収された。省庁の書類、私信、ハガキ、写真など多岐にわたる押収文書は驚くべき運命をたどることとなる。パリからベルリン、ベルリンからポーランドあるいはチェコスロバキアへと何千キロも移動したあげく、赤軍によってモスクワで再び押収されることになったのである。紛失や破壊を免れたフランスの文書は、1990年代から2000年代にかけてロシア側からフランス側に返還された。

本講演では、国際関係史においても例を見ない規模で行われたこの略奪の歴史を紹介する。まず、公文書が政治的かつイデオロギー的に重要性を帯びた過程を独裁的政治体制と全体主義的政治体制を比較する観点から考察し、次いで押収された文書のソ連における運命をたどる。そして第二次世界大戦の記憶という点から、公文書が返還されることとなった理由を明らかにする。

【司会】 剣持久木(静岡県立大学)
【主催】 日仏会館フランス事務所、静岡県立大学

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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